■普通課程
新規学卒者及び入校時35歳未満の若年者を対象に、「国家資格」である技能検定資格をはじめ企業で必要な資格取得をめざします。また、個々の生徒別に就職内定先企業が必要とする技術・技能に合わせたオーダーメイドカリキュラム制を組み、社会人としての資質を兼ね備え、企業で即戦力となる実践技術者もめざしています。
高等学校卒業以上の方を対象としたICTエンジニア科、 自動車技術科(履修期間は2年間) 、産業技術科(履修期間は1年間)の3コースを設置しています。
また令和7年度より、本校産業技術科修了生または実務経験その他によりこれと同等以上の技能及び知識を有すると認められた方を対象に、機械系、電気制御系、金属加工系の3分野における技術・技能をより専門的な内容で習得する産業技術専攻科(機械制御コース、ロボット制御コース、メタルワークコース)を設置します。
■短期課程
再就職を希望する離転職者等を対象に、短期間で職業に必要な知識・技能の習得と免許・資格を習得し、希望する職への就業をめざします。
建築系として、アーキデザイン科(履修期間は1年間)、ホームコーデ科および住宅サービス科(履修期間は5か月間)、
事務系として、パソコンCAD科、オフィスビジネス科(履修期間は6か月間)、
製造系として、マルチスキルワーク科(履修期間は5か月間)を設置しています。
さらに、ダイバーシティ訓練科として、OA事務科、金属成形科(履修期間はいずれも6か月間)、自動車板金・塗装科(履修期間は5か月間)を設置し、多様な人材の活躍をめざしています。
OA事務科は、身体に障がいのある方を対象とし、パソコンを活用した文書作成、ビジネスマナー等のスキルを身につけ、一般事務への就職をめざします。
金属成形科は、外国籍の方で就労活動に制限がない在留資格をお持ちの方(ただし、日本語での日常会話ができ、ひらがなの読み書きができる方)。その他、就業経験がない方、または少ない方を対象に、金属板材料の溶接と板金加工に必要な基礎技能を習得し、溶接を中心とする資格取得と、就業に必要なコミュニケーション能力を身につけることで、金属製品の製造業への就業をめざします。
自動車板金・塗装科は離転職者、外国籍の方、就業経験がない方または少ない方を対象に、5ヶ月間で自動車板金・塗装の知識や技能を身に付けることができます。
■委託訓練
再就職を希望する離転職者等を対象に、本校が実施主体となり、県内の専修学校等の民間教育訓練施設における 「 I T 、介護福祉、医療事務等に関する訓練ノウハウ
」 を活用することで、効果的な職業能力開発の機会を提供し、再就職に向けた技能習得をめざしています。
短期課程のパソコン・事務 26コース(うち5コースは、母子家庭の母等の職業自立支援訓練に位置付けているため、定員の一部が母子家庭の母等の優先枠に設定されています。)、 介護 6コース、 医療事務 4コース、デジタル分野 7コース及び 定住外国人向け訓練 1コース並びに普通課程の介護福祉士養成科 7コース、 保育士養成科4コース、 栄養士養成科 1コース、 製菓衛生師養成科 2コース及び 調理師養成科1コース の計59コースを設置しています。